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株式の仕組み

◎株式、株券
株式は、会社の社員すなわち出資者であるという株主の地位を表します。その株主の地位や権利を表す有価証券が株券です。株券は交付により移転しますが、株主としての権利を完全に行使するためには、株主名簿の名義を書き換えてもらう必要があります。

株券には記名式と無記名式がありますが、日本では記名式に限られています。 株主の権利には、株主総会での議決権などの経営参加権、利益配当請求権、残余財産分配請求権などがあります。

◎額面
額面は有価証券の券面に表示された金額です。株式は額面のある額面株式と額面のない無額面株式に分けられます。額面株式の大多数は額面が50円ですが、20円や500円もあります。また、1982年施行の改正商法により、新しく設立される株式会社の株式の額面は5万円以上となりました。

◎資本金
資本金は出資者が利益の分配を目的に、企業に出資する資金です。出資者は株主となり、株主は自分の出資額以上には、企業の債務に対して責任を負いません。商法の最低資本金制度により、株式会社の資本金は1000万円以上でなければなりません。

◎授権資本
授権資本は株式会社の資本金の予定枠で、授権資本金額までは取締役会決議だけで株式を発行できるという範囲です。授権株式数ともいい、定款に記載されます。授権資本自体は株主総会で決められますが、その範囲内であれば、取締役会の決議だけで新株は発行でき、企業は資金調達を臨機応変に行えます。


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