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為替相場と外国通貨

外国通貨の価格
よくテレビや新聞で1ドル=120円などという表示をみます。これは、ドルと円の為替相場です○すなわち、1ドルの価値は120円に相当するといぅ意味です。ドルをりんごと考えれば、1個のりんごが120円であることと、同じことを示しています。

このように、外国為替相場は、外国通貨の価値を表していますが、同時にドルと円の交換比率でもあります。したがって、昨日1ドル=120円でぁった相場が今日1ドル=125円になれば、昨日は120円で買えたドルが今日は125円出さないと買えないという意味で、ドルの価値は5円上がったことになります。
りんごの場合でいえば、昨日は1個120円だったりんごが、今日は125円に値上がりしたわけです。

為替相場は2つの通貨の交換比率ですから、これを円の側からみれば、円の価値は下がったといえるでしょう。逆に、1ドル=120円が1ドル=110円になったとすれば、ドルの価値は下がり、円の価値が上がったということになります。

◎ドル高・円安、ドル安・円高
このように、為替相場は2つの通貨の交換比率ですから、一方が上がれば、他方は必ず下がります。こうして、1ドル=120円から125円になれば、ドル高・円安、逆に110円になれば、ドル安・円高ということになります。

◎市場相場
テレビや新聞のニュースに出てくる為替相場は、通常、外国為替市場の相場です。たとえば、夕方のテレビに出てくるのは、東京外国為替市場の終了時の相場、またはロンドン市場の現在の相場です。また、朝のニュースでは、ニューヨーク市場の前日の終了時の相場などが報道されます。

◎買相場
輸出企業は回収したドルなどを円に換えるため、銀行に売ってきます。すなわち、銀行は輸出企業から輸出代金のドルを買います。このときに適用する為替相場が買相場です。

銀行は買ったドルを為替市場で売りますから、その相場より安い相場で買い、この取引で利ぎゃが残るようにします。このように、買相場は、銀行からみて外貨を買うときの相場で、市場相場から利ぎゃ分を差し引いた相場になります。

◎売相場
一方、輸入企業は輸入代金のドルなどを海外に支払うために、銀行から買います。銀行は輸入企業にドルを売るときに、市場から仕入れますから、仕入れの市場相場に利ぎゃを上乗せしてドルを売る相場を決めます。

この場合の相場を売相場といい、市場相場より利ざや分だけ高くなります。 このように、銀行が輸出企業や輸入企業と取引するときの相場を対顧客相場といいます。また、外貨の売り、買いは銀行からみて表現しますので、輸出取引では買相場、輸入取引では売相場が適用されます。


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