トロイの木馬の駆除対策
インターネットビジネスなどインターネットの世界に入るための知識としてトロイの木馬(Trojan horse)というウイルスがあります。コンピュータウイルスの一種で、通常のファイルやソフトウェアであるかのように正体を偽ってパソコン内に侵入し、不正なプログラムを実行するように仕組まれた不正なプログラムのことを言います。
そのプログラムを実行した時点で、トロイの木馬の内部に隠していたウイルスをパソコンに組み込んだり、ファイルやディスク内容をを使用不能にするなどの様々な破壊活動を行う不正プログラムのこと。
感染機能は持っていないので、感染増殖することはありません。
しかしそのため、ワクチンソフトでは、必ずしもトロイの木馬を検出出来るとは、限りません。
信頼の出来ないサイトに便利なツールとしてプログラムなどが掲載されていても、そのプログラムをむやみにダウンロードして実行しないよう注意が必要です。
怪しいプログラムは、コンピュータに持ち込まず、実行しない心掛けがトロイの木馬などを避ける最良の対応になります。
トロイの木馬のコンピュータウイルス見極めるポイント
ファイアウォールを用いて、インターネットへの接続 要求ソフトウェアをチェックする
そのモノがネットーワークへ接続を要求してきた場合、ブラウザ、メールソフト、ダウンロードツール、アンチウイルスソフトの更新機能を受け持っているツール(LiveUPDate など)、WindowsUpdate など自分でソフトが行う事柄の目的がハッキリとわかったものでなければ、その時点で怪しいです。
つまり、自分で把握していないソフトの接続を許可しないということです。さらに「常駐」しているとか、該当ファイルのプロパティを見たら企業の「署名がない」、ネットでファイル名を検索したらウイルスデータベースがヒットしたなど、「予兆」があります。
これらに当てはまるほど、モノはトロイの木馬である可能性がますます高くなるわけです。
そこで、アンチウイルスソフトの「検疫」を行い該当するファイルを提出してみてください。数日から数週間で結果が返ってきます。すぐに削除したくなるかも知れませんが、もしも勘違いだったらシステムの破壊を自らすることになりますから気をつけましょう。
検疫とはアンチウイルスソフトがモノを特定のフォルダ(Quarantine など)に置くわけですが、そこに移動したファイルは中身が書き換えられてウイルスやトロイの木馬として動けなくしてしまいます。
トロイの木馬は、アンチウイルスソフトとファイアウォールを併用することで大部分を排除することができます。どちらかが欠けてしまっていたらダメです。
Symantec Norton Internet Security 2007 2UserPack (ニコニコパック)などのパーソナル・ファイアウォールでインターネットへの接続を要求するアプリケーションを発見・監視・制限することで、システム破壊系以外のトロイの木馬は防げます。
ただ、盲点があります。未知のトロイの木馬であった場合に、アプリケーションスキャンを行うと、そのトロイの木馬もIEやメールソフト同様にネットへの接続を行うソフトウェアであると検出されます。
システムについてのくわしい知識がなければ、トロイの木馬も正規にファイアウォールを通過できるソフトウェアに登録し許可してしまう恐れがあります。
ですから、自動的に「許可」させるようなことは、有名アプリケーション以外は、オススメできません。
かつてはフロッピーディスクなどの記録メディアを通じてウイルスに感染する場合が多かったが、インターネットの普及やLANや電子メールの利用拡大にともなって、最近ではネットワークを通じて感染するケースがふえている。1999年3月にアメリカで猛威をふるった「メリッサ」とよばれるウイルスは、マイクロソフトのワードプロセッサー・ソフトWordの文書に感染し、電子メールおよび情報管理ソフトのOutlookをつかってウイルス感染ファイルを勝手に送信して、日本をふくむ世界の数十万台のパソコンが影響をうけた。さらに、同年11月にはアメリカで、電子メールを開かなくても感染する「バブルボーイ」がみつかっている。
また、ネットワークを通じて自己増殖するワームとよばれるものの被害が多くなっている。たとえば、2001年7月にはアメリカなどで特定の日に特定のサーバーを攻撃し、麻痺(まひ)させる「コードレッド」が、9月には感染したホームページにアクセスするだけでも感染する「ニムダ」が猛威をふるった。さらに、2003年1月に韓国を中心として世界各地で発生した「SQLスラマー(サファイア)」によって、韓国内ではほぼ全域でネットワークが麻痺状態となった。
現存するよく知られたウイルスに対してなら、市販されているウイルスチェッカー・プログラムで予防と対処ができる。ただし、新種の場合は予防がひじょうにむずかしい。また、電子メールに添付された文書にウイルスが仕込まれている場合なども多く、そうした場合にはファイア・ウォールなどでも、ふせぐことはむずかしい。