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モバイル検索がマーケティングになる

2006年10月24日、携帯電話の番号ポータビリティ制度(MNP: mobile number portability)が始まり、キャリア(通信事業者)3社による本格的なユーザー争奪戦がスタートしました。

各社ともMNP(番号ポータビリティ制度)開始に合わせて新機種投入や割引プランを発表し、広告を大量出稿するなど、ここで出遅れるわけにはいかないとばかりにユーザーへの強烈なアピール合戦を繰り広げています。

モバイル検索が切り札に

携帯電話の端末機能や料金プランなどに加えて、各社がユーザー獲得の切り札として期待を寄せているのが、検索サービスでなんです。

au(KDDI)は5月にグーグルとの提携を発表し、7月からインターネット接続サービス「EZweb」のトップメニューにグーグルの検索窓を設置しました。

MNP直前のテレビCMで「auならグーグル検索が超便利」というキャッチコピーで盛んにグーグル検索の使いやすさをアピールしている。グーグル検索が大きな強みになると見ていることは周知ですね。

ボーダフォン日本法人を買収してスタートしたソフトバンクモバイルも、グループ企業であるヤフーのサービスを前面に押し出しています。

端末に搭載された「Y!」ボタンを押すだけでYahoo!検索に対応したポータルサイト「Yahoo!ケータイ」にアクセスできる点を強調している。

シェアトップのNTTドコモにしても当然こうした状況を黙って見過ごすわけもなく、ヤフーやグーグルなど複数の検索サービス会社と提携した。「iメニュー」からのキーワード検索サービスを10月に開始した。

携帯電話でのWeb閲覧といえば、キャリア各社が提供するディレクトリ型の公式メニューをたどり、キャリアが認定した公式サイトを閲覧するというのが、ユーザーの主な行動パターンでした。

PCでのWeb閲覧と同様、検索窓にキーワードを入力し、公式サイトか否かを問わず、ネット上のあらゆる情報から最適なものを探し出すユーザーも着実に増えてきています。このような環境から、2006年を「モバイル検索元年」と呼ぶ人もいるようです。

このような(モバイル検索)ユーザーの行動変化は既存のビジネスにも大きな変化をもたらしています。電気通信事業者協会(TCA)によると、2006年10月末時点の携帯電話の契約数は国内で9407万7600件になります。
単純計算すれば、国民の4人に3人以上が携帯電話を契約していることになるんです。1台の端末から1日あたり1回検索されただけで、延べ1億回近い件数になるのです、この現象は、マーケティングへの影響力を与えることは間違いないでしょう。


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