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歯周病と歯肉の出血

過剰に心配する必要はありませんが、歯肉からの出血は、典型的な歯周病の症状とも言えます。歯肉からの出血は、歯周病の初期から末期まで、歯が抜けてしまうまでにみられる症状であるそうです。

歯周病菌に対抗する免疫反応として、白血球の働きが大きいのですが、この白血球を、患部に送り込むために、歯肉の内側に毛細血管が増えるというわけです。それで、赤みがでたり腫れたり、また、膿が出たりするというわけです。

膿は、白血球の残骸にあたります。膝を擦りむいたりした場合にも、これと同じように免疫の反応がありますね、赤くなったり、腫れたりします。

歯肉の部分で、頻繁に出血したり、また腫れが見られる場合には、消して放置せずに、早めの処置が必要と言えます。

※歯周病菌に対する免疫の反応において、特に白血球は最前線で働くのです。但し、出血しないタイプの歯周病というのも稀にあるそうです、これは、早期発症型歯周炎とも呼ばれるものです。

この場合には、歯周病菌が歯周組織を攻撃した場合であっても、白血球は送られません、ですから、歯肉の赤みも出ず、出血も膿もないのです。早期発症型歯周炎の場合においては、歯が動いて、始めて異常に気づくというものなのだそうです。

歯周病と歯肉の出血、過剰に神経質になる必要はありませんが、歯周病を、予防するために、日頃から口内の状態を認識しておきたいものです。

ヒトの体内には約700種の細菌と若干のウイルスが常住しているといわれ、そのうちヒト口腔固有の細菌は350種検出されている。

その他の微生物として口腔トリコモナス、歯肉アメーバ、真菌に属するカンジダ等も常住する。これらの口腔固有の菌群は1000億をこえる単位で細菌叢(さいきんそう)を形づくり、細菌性プラーク(歯垢、歯くそ)の主成分となり、さまざまな病原因子と重なって歯周組織に感染症をおこす。


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